所見:解説資料1

単純X線

患側肺血管陰影減弱、縦隔の患側への偏位、健側肺のherniation、胸膜肥厚等。例外はあるが通常、大動脈弓は健側に存在。

造影CT

一側の肺動脈近位部が認められない(肺内の肺動脈は存在するが細い)、体循環からの側副血行路。胸膜直下の嚢胞性病変や、線状影。気管支拡張症の合併等。
無名動脈/鎖骨下動脈起始部の憩室様の突出(消失した第6鰓弓動脈の遠位部の動脈管の痕跡と考えられている)

 

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