レントゲンカンファレンス症例
第20回 日本画像医学会 (2001年2月)
No.4症例4:27歳、男性
- 【主訴】
- 咳,発熱
- 【既往歴・家族歴】
- 特記すべきことなし
- 【現病歴】
- 4ヶ月前より感冒様症状があり,市販薬を服用していたが,症状の軽快,増悪を繰り返していた.2週間前に咳とともに少量の血痰を認めた.今朝より咳が増強し,血痰が出現し,夜になり高熱を伴ったため,入院となった.
- 【入院時検査所見】
- WBC 14700,CRP 7.0,喀痰細胞診は陰性,マイコプラズマ,カンジダ,クラミジアの抗体価は陰性.
- 図1 胸部x-p
- 図2 造影CT(縦隔条件)
- 図3 造影CT(肺野条件)