レントゲンカンファレンス症例
第35回 日本画像医学会 (2016年2月)
No.109症例9:82歳 女性
- 【主訴】
- 腹部膨満感
- 【現病歴】
- 腹部腫瘤の疑いで近医へ紹介となる。精査目的でCT、MRI、PET-CTが施行された。当院産婦人科には手術目的で紹介となる。
- 【既往歴】
- 胃潰瘍、大腸ポリープEMR後、高血圧、虫垂炎、骨盤骨折
- 【腫瘍マーカー】
- WBC 7.31×103/μl RBC 3.59×103/μl Hb 10.8g/dl
PLT 226×103/μl CRP1.72 (≦0.25mg/dl)
- 【ホルモン値】
- エストラジオール14.8(<22pg/ml 一般に閉経後は10未満)
テストステロン 0.23(0.11-0.47ng/ml)
LH 0.3mIU/ml FSH 3.6(閉経後は40mIU/ml以上)
<()は基準値>
- 図1 MRI 水平断
- 図2 MRI
- 図3 図1と同じレベルのCT,MRI,PET
- 図4 図1より頭側レベルのCT,MRI,PET