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レントゲンカンファレンス症例



第37回 日本画像医学会 (2018年2月)

No.121症例1:60歳代 男性
【主訴】
両側前腕腫脹
【現病歴】
10日前より徐々に増悪する両側前腕腫脹を自覚し、当院皮膚科を受診。
発熱や腎機能異常も認めたため、精査加療目的に入院となる。
【既往歴】
総胆管結石(胆摘後)、高血圧、高尿酸血症、脂質異常症、前立腺腫大
【身体所見】
BP130/91mmHg HR89bpm BT 37.8℃
両側前腕腫脹あり、伸側に硬結あり、発赤はなく、熱感や疼痛は乏しい。
その他、特記事項なし。
【血液検査所見】
WBC 9900(Neut 71.8% Lymph 15.8%) RBC 468 Hb 14.1 Hct 40.9 Plt 24.5
AST 20 ALT 15 LDH 176 T-Bil 0.94 ALP 338 TP 7.0 S-Amy 270 LIP 48
BUN 30.1 Cre 2.19 eGFR 24.8 Na 135 K 4.3 Cl 99 BS139 Ca 9.8 CRP 0.3
抗核抗体/ANCA陰性
【尿検査】
黄色 混濁(−) pH 5.5 尿潜血(−) 尿糖(+−) 尿蛋白(+−) 白血球(−)


頸部〜骨盤部造影CT