レントゲンカンファレンス症例
第39回 日本画像医学会 (2020年2月)
No.149症例9:7歳 女児
- 【主訴】
- 右膝が曲がらない
- 【現病歴】
- 出生後ハイハイまでは可能であったが、右足を立てていた。2歳児に脚長不等、右膝拘縮に対して靴の補高のみ実施。5ヶ月前に前医を受診し、右大腿腫瘤を指摘された。
- 【既往歴】
- なし。(アレルギー、内服ともになし)
- 【身体所見】
- 下肢長 63/60 cm、普段は左足に 3 cm の補高
右膝屈曲 0 ― 100°
右大腿遠位内側に弾性硬の腫瘤を触知、軽度圧痛あり
- 【血液検査所見】
- 特記すべき所見なし
- 右大腿 単純写真
- T2WI
- T2WI
- T1WI, FST1WI, DWI, ADC map
- Dynamic
- FST2WI coronal
- FST2WI coronal
- 造影FST1WI sagittal