レントゲンカンファレンス症例
第43回 日本画像医学会 (2024年2月)
No.
151 症例1:30歳代男性
- 【主訴】
- 歩行障害
- 【現病歴】
- 約1か月前より走ることが困難となり、下肢の異常感覚も自覚。
近医よりMRI検査のため当科へ紹介。
- 【既往歴】
- 右白内障術後(24歳時)
- 【神経所見】
- 両下肢異常感覚(触覚・痛覚・振動覚低下)
徒手筋力テスト:正常
指鼻試験:正常、膝踵試験:両側拙劣
- 【髄腋所見】
- 細胞数 67 /μL(単核球 100%)
蛋白 240 mg/dL
糖 40 mg/dL(同時血糖 98 mg/dL)
- 【血液検査所見】
- LD 380 U/L
その他、血算・一般生化学に異常なし
- 初診時MRI
- 初診時MRI
- 初診時6日後MRI
(ステロイドパルス後)