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レントゲンカンファレンス症例



第25回 日本画像医学会 (2006年2月)

No.43症例3:妊娠(31週) G2P0
【主訴】
妊娠中毒症(高血圧、両側下肢の浮腫)
【現病歴】
妊娠28週に妊婦検診にて高血圧と尿蛋白が認められる。翌週には高血圧はさらに増悪(170/112 mmHg)。
超音波にて胎児奇形は認められないが、胎盤の著明な腫大、胎児の過成長(推定体重は34週相当)が認められ、精査のためにMRを撮像。
糖尿病を含めて、特記すべき既往歴はない。
家族歴も特記すべきことなし。
【血液検査データ】
Alb; 3.3 g/dl, TP; 6g/dl, 血清血糖 74mg/dl


  • 図1 MR矢状断像
    (HASTE images)
  • 図2 腹部CT造影遅延相