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レントゲンカンファレンス症例



第28回 日本画像医学会 (2009年2月)

No.60症例2:40歳代、男性
【主訴】
呼吸苦
【現病歴】
9ヶ月程前に感冒様症状あり近医受診し胸部X線像にて心拡大を指摘されたが放置.平地歩行で呼吸苦を感じるため10日前に他院受診.心拡大をX線像で再度指摘され、心エコーで心嚢液貯留を認めた.8日前に前医に紹介され心嚢ドレナージ施行.血性心嚢液800ml(細菌(-)、悪性細胞(-))が排出され、また心エコーで心臓腫瘍と診断され当院へ紹介となった.当院で採取した心嚢液も血性でclass Ⅱ、細菌は検出されなかった.
【既往歴】
胆嚢ポリープ
【家族歴】
父がS状結腸癌
【喫煙歴】
20本/日×20年


  • 図1 胸部X線像
  • 図2 胸部CT(単純)
  • 図3 胸部CT(1相目)
  • 図4 胸部CT(2相目)
  • 図5 胸部CT(3相目)
  • 胸部CT(心電図同期)横断像
  • 図7 胸部CT(心電図同期)冠状断像