レントゲンカンファレンス症例
第28回 日本画像医学会 (2009年2月)
No.62症例4:40歳代、女性
- 【主訴】
- 超音波検査で腹部に腫瘤を指摘された.
- 【現病歴】
- アルコール依存症で当院精神科に入院していた.入院中、肝臓の状態をみるために施行された腹部超音波検査で腹部に腫瘤を指摘され、精査目的に当院外科を受診された.
- 【超音波検査】
- 右腎腹側に3cm大の腫瘤を認める.内部は低エコーで比較的均一.ドプラでは辺縁を縁取る血管と流入する血管を認める.
- 【血液検査】
- 特記すべき異常を認めない.
- 図1
- 図2 T2WI・DWI
- 図3
- 図4 血管造影(腹腔動脈)