レントゲンカンファレンス症例
第29回 日本画像医学会 (2010年2月)
No.68症例4:60代男性
- 【主訴】
- 黒色便
- 【既往歴】
- C型肝硬変で経過観察中、多発性肝細胞癌を発症。前医で数年にわたり TACEを繰り返し行ってきたが、TACEによる肝細胞癌のコントロールが技術 的に困難になったとして紹介。 外来経過観察中に黒色便が出現。食道静脈瘤に対して内視鏡的治療を施 行し軽快していたが、黒色便が再びみられるようになった。
- 【画像】
- CTおよびMRI
消化管出血を生じている病態について画像を解析してください
- 図1 単純CT
- 図2 造影CT(動脈優位相)
- 図3 造影CT(門脈優位相)
- 図4 MRI T2WI
(FSE 2200/102)
- 図5 造影MRI 動脈優位相 (SPGR 195/1.73/70)
- 図6 造影MRI 門脈優位相 (SPGR 195/1.73/70)
- 図7 MRI(Fiesta Fatsat)