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レントゲンカンファレンス症例



第33回 日本画像医学会 (2014年2月)

No.91症例3:30歳代男性
【主訴】
咳、発熱
【現病歴】
数ヶ月前より肺炎、尿路感染を発症していた。以前のパートナー(女性)よりHIVに罹患したと連絡があり検査目的にて外来受診、HIV-RNA 55000 copies、CD4:約80でありHIV感染と診断された。数日前より咳、発熱が出現したため、精査加療目的にて当院に入院となった。
【家族歴】
特記事項なし
【既往歴】
11年前 帯状疱疹、9年前 EBウィルス感染症、6年前 肺炎、精巣上体炎
【血液生化学データ
(入院時)】
WBC 2600 ×103/μl
(Seg 70.4%, Lympho 19.2%, Eosino 5%, Mono 4.2%, Baso 1.2%)
RBC 3.55×106/μl
Ht 31.9%
Hg 11.1 g/dl
Plt 9.4×103/μl
TP 6.3g/dl
ALT 13 IU/l
AST 20 IU/l
T.bil 0.7 mg/dl
Cre 0.9mg/dl
CRP 0.51mg/dl
β-D-グルカン 6.0 pg/ml
IL-2R 912 U


  • 図1 胸部単純X線写真
  • 図2 胸部単純CT 縦隔条件
  • 図3 胸部単純CT 縦隔条件
  • 図4 胸部単純CT 肺野条件